半径3メートルのラオス

ラオスでの日常や、その他のいろいろなことをブログに書いていきます。

階下に住むウザいインド人

ラオスで今住んでいるアパートの下の階に、インド人が住んでいる。

 

「あのアパートにはひとり、ウザいインド人がいるから気をつけたほうがいい」

と、アパートを紹介してくれた前任者や、アパートに来たことがある同僚からも注意を受けていた。

 

その若いインド人男は確かに、私を初めて見かけたときから、

「ハローハロー アーユーニューテナント、ヒヤー?」

「ハローハロー ワッツヨアカントリー?」

と話しかけてきた。フレンドリーなやつだ。

 

そのインド人は、アパートのゲート前に置かれたベンチに座っていることが多く、ちょくちょく出会ってしまう。

そして会う度に話しかけられるが、

「相手にするとウザいことになるらしい」

と思い、かなり冷たい対応を心がけた。自分がちょっと嫌いになるくらい冷たかったと思う。

 

しかし先日、もうすぐアパートを出ることにしたので、なんとなく

「このインド人にも二度と会わないだろうから、一度ウザさを味わってみようかな」

と思って、話してみることにした。

 

「仕事何してるの?」と聞くと、

 

「俺、俺の仕事聞いちゃう?実は、ゴールドを売っているんだ。

 俺はまだ24だけど、ラオスでは、俺を頼ってくる政治家や官僚だらけで、

 街を歩けばいろんな人に声をかけられてVIP待遇だから、疲れちゃうよ。

 なんていうか、俺はここで帝国を築いたんだよね。俺はエンペラーなわけ。」

 

と、実にわかりやすくウザい答えが返ってきた。

ちなみに、このアパートは古くてよくゴキブリが出る。そして彼は他のインド人とシェアして住んでいる。エンペラーの定義とは一体。

 

その後も彼からは、

 

「世の中には才能に恵まれた事を隠そうとしても隠せないような人物がいるんだ。

 それが俺なんだけど。困っちゃうよね。ハハ。」

 

「俺って、パーティー男だから、ラオスは本当につまらないよ。

 俺が一番似合う街ってどこだと思う?…それはラスベガスさ!」

 

「こんな俺を女は放っておかないんだけど、金目当てで来る女ばかりで嫌になる。

 俺は愛を求めているのに」

 

などと、本当にわかりやすくウザいな、としか思えないセリフがどんどん出てきた。

「よくもまあここまで自信家になれたもんだ」

と感心してしまい、彼の発言に爆笑していた私だが、

 

「で、ところで君何歳?32くらい?」

 

と、微妙な気持ちになる年齢の推測をされ、やっぱりこの人は嫌いだ、と思った。

 

もう彼には二度と話しかけないでおこう、と思っている。