半径3メートルのラオス

ラオスでの日常や、その他のいろいろなことをブログに書いていきます。

ラオスのアパートについて

最近、誤算に気がついた。

ラオスに来る際に、暖かい服をひとつも持ってこなかったことだ。

ここ数日で急に冷え込み、最低気温は10度を下回るようになった。

ありったけの服を重ね着してしのいでいるが、私のアパートについているエアコンは冷風しか出ないので、

これ以上寒くなるとつらいなあと感じている。

 

 

私のアパートだけど、こちらに来てすぐに見つけた部屋に住んでいる。

とてもキレイで、ガードマンもいて、お掃除さんが部屋を掃除してくれる。本当に最高。

こんないいアパートに住めて、なんて幸せなんだろう!と毎日思っていた。

 

しかし、数日前、ずっと入居者を募集していた隣の部屋に人が入って来て、少々事情が変わった。

家にいると、何やら話し声が聞こえる。

おや?どこから聞こえるのだろう?と、外を見ても、誰もいない。

おやおやー?まさか…と思いながら、壁に耳をあててみた。

 

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そうすると、壁越しに、隣の人の話し声がかなりはっきりと聞こえてくる。外国語だ。

やばい。思ったより壁薄いな。

とその時思っていた。

 

そしてその日の夜、寝室で寝ようとしていたときに気がついた。

私のベッドは、隣の部屋と仕切られている壁に頭の部分がついている。

アパートの構造上、その壁を隔てた向こうに、隣人のベッドの頭の部分もついているはずだ。

ということは、寝るときは、距離にすれば私の頭から数十センチ程度のところに、お隣さんの頭があるんだ。

それって少々気味が悪いな、と思っていると。

 

壁の向こうから、「ガチャ」「バタン」とドアを開閉する音、それに続き

「ゴソゴソ」と誰かが布団に入る音が、

とても明確に、はっきりと聞こえてきた。

次いで、「ウウン」と喉を鳴らす音まではっきり聞こえる。

 

・・・この部屋の壁の薄さ、尋常じゃない…。

私は戦慄した。

おそらく、厚手のカーテンで仕切られた程度の防音にしかなっていない。

 

次いで、隣人が「カチッ」とベッドサイドの電気をつける音もした。

「コトッ」「ゴソゴソ」と何かを落として、拾う音もした。

どんだけ聞こえるんだ一体。

 

「姿は見えなくても、すぐ近くにあなたの存在を感じるよ。」

という、J-popの歌詞の一節か、霊媒師のセリフのような状況になった。

 

そして、最後に、隣人が

「ブッ」

と、おならをした。

 

それはもう、はっきりと聞こえた。

 

「お、おならした・・・!」

と、聞いている私が恥ずかしい気分になってきた。

 

そして、私も隣人も何も悪い事をしていないのに、なんでこんな気持ちになるんだろう。と切なくなった。

 

私は寝付きが悪いのだが、寝るとき、You Tubeで瞑想誘導を聞くと、すぐに眠りにつける事を発見して以来、よく聞いている。

でも、隣の部屋から、夜、瞑想誘導の怪しい音声が聞こえてきたら、どう思うか。

相当ヤバい人だと思われるだろう。私も気持ち悪いと思う。

隣人の心象が気になり、その日、瞑想誘導You Tubeは聞けなかった。

そして、そのせいでなかなか寝付けなかった。

 

翌朝も、隣人がゴソゴソする音で目覚めた。

心の中で、ひっそり「おはよう」と声をかけてみた。

家族みたい、とちょっと思った。

 

しかし、このままでは、瞑想誘導も聞けないし、顔も知らない人のおならも聞かないといけないし、もし隣人が恋人を連れこむと、行為も丸聞こえだし、

なにもないにしても存在を意識してしまうし…

と悩んだ末、角部屋にいた人が最近出ていったのを思い出し、

その部屋に移動させてくれ、と大家に交渉した。

 

大家はあっさりオッケーを出してくれたので、

今後も私のプライバシーは保たれることになり、とても安心しています。